第1部「こびとのちょこりん ぴょこりん」
小さな家の窓から突然現れたのは二人の可愛いこびと、「ちょこりんとぴょこりん」。ちょこりんはしっかり者でぴょこりんはちょっと間抜けで恥ずかしがり屋。二人の愉快なおしゃべりと軽妙な動きで、会場は子供たちの笑い声もでいっぱいになります。しかも子どもたちの声にも反応して問いかけたり答えたりもします。実は2体の人形の操作もセリフも一人で演じている人形劇なのです。一人だからこそ可能な絶妙なタイミングやアドリブで子供たちの緊張も解け、会場は和やかな雰囲気に包まれるでしょう。
第2部「がらくた うんどうかい」
牛乳パックやカップ麺容器・紙コップなど身近な物を、着色などせずなるべくそのまま利用して作った独特の人形劇です。たぬきときつねのかけっこやカエルのパン食い競争、パンダとコアラの木登り競争など、赤組と白組に分かれて熱戦が繰り広げられます。どんなに大きな声を出してもいい人形劇です。子供たちも応援団になって観てください。最後の種目は数人の子供たちにも参加してもらいます。また、ここに登場した人形たちの中から、比較的容易に作れる物は「工作」ページにも紹介してますのでぜひ作ってみてください。
キツネとタヌキのかけっこ
カップ麺の容器赤いきつねと緑のタヌキです
ウサギの親子競争
大小の紙コップで作ってあります。お父さんが子供をおんぶしてのかけっこです
タカタツムリの競争
ボディは牛乳パック、殻は紙皿、カタツムリの眼は人の指。ゆっくりゆっくりの競争です。
カエルのパン食い競争
工作会では人気の「パクパクカエル」が運動会ではパン食い競争をします。
イカとタコの綱引き
赤い手袋と白い手袋がそれぞれのボディです。一人人形劇ならではの妙義(?)です。
コアラとパンダの木登り競争
コアラはダンボール、パンダはスチレン皿でなるべく軽く作り、糸を操作して巧みに木登りをします。
ガラクタ人形たちの綱引き
カップ、チョコレートの紙箱、ペットボトルなど様々な物で製作した人形。腕は曲がる ストローを利用して綱を引く動きにも対応できるようにしています。
第3部「めがねぼっちゃんのゆめぼうけん うたのくに」
「影の人形劇」。プロジェクター光源による色彩のある影絵劇です。
「めがねおじさんが」小さい頃に見た夢の物語という設定です。「めがねぼっちゃん」というのはおじさんの子供だった時なのです。誰もが皆子供だった頃がありその気持ちや夢を大切にしてもらいたいとの願いを込めています。 2015年のパート1では「絵本の国」「おもちゃの国」に行きました。今回のパート2では「歌の国」に行きます。しかもめがねぼっちゃんが何と歌の登場人物に変身してしまうのです。「どんぐりころころ」ではどんぐりに、「犬のおまわりさん」では子猫に、「森のくまさんで」は女の子に‥。なお、劇中の歌の一部、また「お化け」の絵は由仁町の保育園児と幼稚園児が実際に歌って、描いてくれたものをそのまま使っています。
めがねおじさんとめがねぼっちゃん
めがねぼっちゃんが夢で行った所は「歌の国」坊ちゃんは何とどんぐりに変身していました。
迷子の子猫ちゃんになって犬のおまわりさんに会います。
森では女の子になってくまさんと会います。
怖ーいお化けたちにも会います。
「トンボのめがねは水色めがね♫」めがねぼっちゃんはトンボになって空をスイスイ。
「カエルの歌が聞こえてくるよ🎶」歌の登場人物に次々に変身する、奇想天外な「影絵劇」です。