2.がらくた人形劇「ももたろう」
「がらくた人形劇」とは、人形の素材を牛乳パックや紙コップ、段ボールなど身近な物で彩色などはせず、なるべくその物の形や色を利用して製作した人形劇です。シリーズとして毎回変化に富んだ演目を組んでおり、今回は桃太郎や3匹の家来、鬼たちもガラクタで製作しました。素材は子供が見ても一目瞭然の身近な物です。そんなありふれた物に命が吹き込まれた時、「桃太郎たち、鬼に負けるな、ガンバレ!」と子供たちの大歓声が沸き起こることでしょう。
3.影絵劇「おむすびころりん」
優しいおじいさんがころころ転がるおむすびを追って穴に落ちた先がネズミの国、というよく知られた日本昔話の一つです。実はストーリーはいくつかありエンディングも異なるようですが、ここでは次に欲張りなおじいさんも現れて最後は懲らしめられるとしました。
黒と白で構成された場面や単純な動きの人形など「影絵劇」は「昔話」にぴったりです。特に今回の「おむすびころりん」は地上から一転して異空間である地中に行くという奇想天外な展開も影絵の得意なところです。また、大胆な演出もできる影絵劇の特徴や、可愛らしいネズミたちとの交流など、幼い子供たちも最後まで楽しんで観てもらえるでしょう。