げきじょう 2021

1部 メルヘンの世界から「ゆかいなこびと」

2部 牛乳パック人形劇「赤ずきんちゃん」

 

3部 影絵劇「小人の靴屋さん」

メルヘンの世界から「ゆかいなこびと」

 「メルヘン」は昔から伝わるドイツの昔話です。グリム兄弟が各地から収集してまとめ「グリム童話」として世界中の子供たちに親しまれています。その中で小人の登場する話も多いようです。(最も有名なのは「白雪姫」の7人の小人たち)先ずは人形劇の案内役として二人の小人が小さな家から現れて観客である子供たちとゆかいに語り合います。楽しく面白く不思議だけれけど、ちょっと怖いメルヘンの世界に誘います。

牛乳パック人形劇「あかずきんちゃん」

同じ大きさ形で、これほど多様な色模様のある素材は牛乳パックを置いて他ないでしょう。クレヨンカンパニーでもガラクタ人形劇や工作会で多く利用しています。今回はグリム童話では定番の「赤ずきんちゃん」に登場する人形全てをその色模様を意識した牛乳パックで製作しました。おなじみのお話なのに子供たちの目からは新鮮に見えるでしょう。また、子供たちも大人も工作意欲が大いに湧くことと思います。
動画が見られます。

影絵劇「こびとのくつやさん」

 不思議な伝承物語である「メルヘン」の世界は、黒白と単純な動きだけで表現する影絵劇とは相性ぴったりです。第1部で登場の二人の小人が「影絵」となって現れて、粗末な服と裸足から新しい服と靴を貰うまでを、影絵劇独特の演技や映像の演出で表現します。皆が寝静まった頃に現れてせっせと仕事をする小人たちは愉快で、優しい靴屋のおじいさんとおばあさんとの交流は微笑ましく、ちょっと「怖いお話もあるグリム童話」の中では珍しいかもせれません。
 「赤ずきん」で熱くなった心にほんの少しのクールダウン、ほんわかとちょうど良い温かさになった気持ちはいつまでも心に残ることでしょう。

動画がみられます。