影絵劇の製作2「小人の靴屋さん」

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 影絵人形劇の人形は同じ登場人物で何体も用意します。場面によって、あるいは大きさ、アングル、動きなどにより5,6体は製作します。ここで紹介しているのも正面向きと横向きがあり、それぞれ動きと演出によって複数製作します。この作品は主に二人の小人の演技が多いのでそれぞれ8体位の予定です。予定というのはいざ実際の舞台稽古によって増えるだろうと思われるからです。例えば今A1の小人が金槌を持っています。これは初めから金槌が取り付けてあるので、次に針と糸を持つ必要があれば小人はA2として別に製作します。人形は物を持つ演技が難しく素早く物を持ち替えるには人形自体を変えた方がスムーズだからです。しかしアニメではなく実際にスクリーン裏で操作する訳ですから自然な演技になるようにはある程度のテクニックと稽古が必要なのです。

金槌や「やっとこ」(ペンチのような道具)はただ持っているだけでなく動きます。

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