牛乳パックで作る「お散歩をするペンギン」

 1000mlの牛乳パックの形状を生かした工作です。歩かせる仕掛けは「たこ糸」を支点に引っ掛けて交互に引く方法で、木登り人形など古典的なおもちゃと同じです。この工作は支点として何かに引っ掛けるのではなく、糸を曲がるストローに通し、ストローをガムテープなどで固定して動かします。そのためテーブルの上でも床の上でもどこでもお散歩ができます。クレヨンカンパニーの工作会では親子で作って遊ぶことが多いです。

下の説明写真はクリックすると拡大します。

 材料:1000ml牛乳パック1個、たこ糸4m位、曲がるストロー、くちばしの黄色紙(8cm×3.5cm)。道具:ハサミ、キリのような穴あけ器具、カッター、セロハンテープ、両面テープ。

 

前は中心に近く2つ糸を通す穴を開ける。 

 

 後ろは両端に離して穴を開ける。

 

牛乳パックをパーツに分ける。上から10cm〜12cmがペンギンの身長になる。
ボディ。翼、脚、目玉、持ち手の小片。動かす仕掛けの底。  
  これをハサミで切り取る。
曲がるストローは曲がる部分 を支点にして少し長くした方が遊びやすい。また、動きも微妙に違う気がする。 
  
動く仕掛け。これにボディを被せるように取り付ける。
後ろは尾羽の形に切る。  
注ぎ口をくちばしに整える。  
前の部分は糸が出るように切り取る。 この前の穴は重要。ひっかかったり大きすぎたりで歩き方が違います。 
ボディと動く仕掛けを合体。糸がスムーズに出ているか確認して、セロハンテープなどで取り付けます。
  
目玉、翼、脚を取り付ける。  
くちばしに黄色い紙を両面テープで貼る。
 
  出来上がり。」
  曲がるストローをガムテープで接着すればどこでも遊べます。糸はゆるませないように交互に小刻みに引くことがコツです。