眼の形も変わるベロ出し人形

牛乳パック1個だけで作る仕掛け人形です。構造は単純ですが眼と口の位置が微妙で、舌の長さを決める方法がポイントです。工作難易度は高いです。
 

眼の形だけが変わる工作が簡単な人形もあります。工作難易度低い工作。
 1mlの牛乳パックを切り開きます。パックの二重の貼り合わせの角から切り開きます。二重の部分が後ろになって邪魔になりません。 
写真のように切り分けます。舌になる部分は赤く彩色します。
 

 

 眼、口を寸法通りの位置に描きます。写真は説明上顔の面になる、パック紙の裏(白面)に描いています。 
カッターで切り取ります。
  
頭の上に残してあった1面は折り込んで、中板のストッパーにします。中板を最も上に上げてストッパーで止まった状態の時の眼穴の位置に眼玉1を描きます。 
中板を外して眼玉1のやや下(目穴にかからない所)にカッターで切り込みを入れ、赤く塗ったベロを差し込みます。これは後でベロの長さを調節できるようにするためでこの工作のポイントです。
 
中板をセットして、ベロを口から出します。この時中板は上のストッパーで止まっている位置、つまり眼玉1がちょうど目穴から見えている位置です。
  
赤いベロは切り込みから差し込んでいるだけなのでスライドします。面の顔の表情を見て「ちょうどベロが少し口から出ている」位置に調節します。 
ベロの長さが決まったら裏から中板にベロをセロハンテープで固定します。
 中板を下に引くとベロがストッパーになり止まります。この位置が表情2なので、目穴にあった所の中板に眼玉2を描きます。 
鼻や髪を描き耳を付けて
  
裏をセロハンテープで三角に閉じれば出来上がり。
上の一面を中に折込むことを 忘れないように。ベロが短いと外れてしまいます。 
 動きにくい時は中板を少し細く切ります。